本を4000冊読んだのでさらすぜ
①エルンスト・カッシーラー「人間」
「人間とはシンボルを操る動物である」という言葉で有名な本。私が大学の卒業論文に選んだ本でもある。
あなたは今、この文章を読んでいますね。これが「シンボルを操る」ということです。動物にはできない。
500年とか1000年とか前のことがわかるのも、先人が文字(シンボル)で書物を書き残してくれたからです。
②ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン「哲学的探究」
私が大学時代に一番影響をうけた本。
「言葉の意味とは、その使用である」という言葉が有名。
「僕は、昨日、自転車に乗って図書館に行った」といった文は辞書を引かずに読めるし、普通の日本人は、辞書を引いて読むと、哲学的思考の迷路に入り込んでしまう。
③見田宗介「現代社会の理論 - ―情報化・消費化社会の現在と未来」
私が社会学に興味を持ったきっかけ。
現代の私たちは情報を消費しようという結論。完全に現在を先取りしている。
④池田晶子の初期の本(題名を忘れた)
「生まれてきたからには、死ぬまでは生きるしかない」という言葉に衝撃を受けた。
中期以降は同じような本が多い気がする。
⑤山脇直司「包括的社会哲学」
社会科学の研究をしようかとおもった。
今までに読んだ小説の一部は11月5日に書いています。
今までに読んだマンガの一部は11月24日に書いています。
今までに読んだSF小説の一部は10月20日に書いています。