哲学病
という本を紹介したい。
非常に危険な本です。
人生の坂道を転げ落ちる覚悟を持って読んでください。
自分以外はみんなロボットかもしれない、
地球は明日ほろぶかもしれない、
目に見えているものはすべて幻かもしれない、
といった「哲学病」についての本であり、
病を治すのではなく、悪化させる本です。
私は浪人生のときに哲学病にかかり、
大学2年ぐらいで治りました。
哲学病の原因は「かもしれない」といった
言葉の使い方に由来すると思います。
私は哲学病の治療法を書く元気がないので、
もう一冊紹介します。
ウィトゲンシュタイン「確実性の問題」です。
本屋になかったら、大きな図書館で探しましょう。
哲学病はノイローゼやうつ病と関係が
ありそうです。
あと一個だ。