梅津慶一 diary

たことねこ

「猫をめぐる冒険」第1回

ひまだな。

冒険がはじまったりしないのか。

「猫をめぐる冒険」

僕宛の郵便があった。野武士証券と役所以外

からの郵便は珍しい。

裏を見ると「時田聡」からだ。

20年ぐらい前、高校で同級生だった時田からだ。

あまり思い出したくない高校時代の

記憶のはしっこの方に時田はいた。

親友ではない。知り合いの一人だ。

 

住所は千葉県。あいつもまだ、千葉県に

いたのか。頭のいい奴だから

コンピューターの会社でも起業して、

渋谷か秋葉原にでも住んでいそうだ。

 

封を切ると紙が一枚。

「ここに来てくれ。」

の一言と千葉県船橋市内の住所。

封筒の裏と同じ住所だ。

 

いつ行けばいいんだ。

まあ、いつでもいいんだろう。

 

翌日あさ9時自宅をでた。

天気のいい平日の朝。

えらくのんびりした気分で駅まで歩く。

自販機で水を買ってから、駅に入る。

やってきた電車のなかは乗車率20パーセント。

こっちのほうにくるのはひさしぶり。

30分で津田沼駅に着きました。

で、例の住所に行ってみるとなかなか

よさそうなマンションだね。

このマンションを譲りたいって話かしら。

ラッキー。