センチメンタルジャーニーin津田沼。
こんにちわ。
帰宅直後の私です。
今日も外出してきました。
行ってきたのは、津田沼です。
私が高校生の時に何度も行ったことがある所だが、最近、25年間ほどは、まったくと言っていいほど行っていなかった。
変わってしまった私には、縁遠い場所になったのだ。
知り合いに会いたくなかった。
電車で30分なのに、私には福岡ほども遠い場所だった。
行く気になったのは、暇だったのと、もう過去のことにこだわらなくていいかな、と思ったからだ。
42歳のおじさんがどこへ行こうと誰も気にしたりはしないだろう。
ひさしぶりに思い出の場所へ行ってみるのもいいだろう。
どうせ、知り合いに会うことなどもないだろう。
そう思って、行ってきた。
着くまでは少し緊張していたが、着いてみたら、なんてことなかった。
津田沼の街はあまり変わっていなかった。
目を引くのは千葉工業大学の高層ビルぐらいだ。
タワーマンションの一つもたっていない。
まるで、25年前と同じ街のようだ。
よく見れば、店は変わっている。
しかし、街の構造がまるで変わっていないのだ。
まるで私が来るのを待っていたかのようだ。
「ただいま」
そんなことをいってみたくなる。
25年間、待っていてくれた友達のようだ。
なんでこんなに変わっていないんだよ。
がらりと変わっていたら、懐かしさもなにも感じなかったのに。
僕は少し悲しくなった。
もっと早くに来ればよかったのに。
20代、30代のころに来ればよかったのに。
42歳じゃ遅すぎるよ。
もう知り合いもほとんど住んではいないだろう。
みんな練馬とか杉並とか横浜なんかに引っ越しただろう。
まるで僕だけが置いてけぼりじゃないか。
僕は時間を浪費したのだろうか。
そうじゃないと思いたいけど、津田沼の街は私を馬鹿にしたようににぎやかなのだった。