学問の道は険しすぎるでござる。
こんばんわ。
複雑な気分の私です。
今日は午後2時に起きました。
ごはんを食べてから、少し憂鬱な気分で放送大学に電話をかけました。
私の在学期間は今年度いっぱいまでなのですか、と質問すると、意外な答えが。
あと3年間在学できるそうです。
それじゃあ、学生証に書いてあった「平成31年3月末まで有効」というのはどういうことなのかと聞いてみると、学生証は2年ごとに取り替えるのだそうです。
びっくりさせやがって。
というわけで、4月からはまた、講義をとろうかと思うのだけれども、ただ、今のようにのんびりと履修していたのでは、3年あっても卒業できないんだよね。
まあ、もう40歳を過ぎていて、難病にもかかっている私が、今更、大学や大学院で学んでも、大学教授になれるわけでもないから、あまりやる気は出ない。
ちょっとした自己満足ってことかな。
あのね、放送大学って、私が期待したものとはちょっと違うんだよね。
一言でいうと、教授たちに会えない。
質問は書面で行うし、ゼミもない。
ひたすら難しいテキストを読み込んでいって、単位認定試験を受けるだけ。
学生同士の交流もテニスとか語学のサークルがあるだけ。
やっぱりちょっとさびしい。
まあでも、不健康な私がマイペースで、しかも安価で勉強できるのは放送大学しかないんだよね。
慶応大学とか法政大学の通信教育課程は、スクーリングがあったりして私には厳しい。
やっぱり放送大学でちょっとずつやるしかないんだろうな。
大学といえばね、私は法政大学文学部哲学科を2000年に卒業しているんだけど、同窓生に鈴村裕輔氏という方がいた。
鈴村氏はすごい人です。
哲学専攻から政治学専攻に移り、現在は法政大学国際日本学研究所の研究員なんだけど、いろんな分野で活躍しているのだ。
法政大学では非常勤講師として、政治学や文化論などの講義をしていて、研究領域は石橋湛山を中心とした政治史、明治時代ごろの文化研究、近現代の歴史などとずいぶん幅広いみたいです。
フランス哲学をやっていた人なのに、ドイツ語も身に付けたようで、ドイツ語の論文も書いています。
そして、学問以外での活躍もすごい。
まず、メジャーリーグベースボール評論家としての活動で、著書が3冊あるのかな。
さらに、新聞や雑誌にアメリカ野球についてのエッセイを書いていたり、アメリカ野球愛好会みたいな団体でもリーダーシップを発揮しています。
それからね、ピアノだかバイオリンだかが得意で、出身校である都立青山高校のオーケストラ部のOBコンサートでソロパートを弾いたりしているそうな。
あとは、ブログやフェイスブックも頻繁に更新していて、この人は、いったいいつ寝ているんだろうという多忙ぶり。
最近は政治評論家として有名になってきているようなので、そろそろ、テレビのワイドショーのコメンテーターにでもなって、政治問題について発言するようになるかもね。
あ、そうだ。
彼は長身でハンサムで、人当たりがよく、とても優しい人です。
すごいな。
大学生時代の哲学の勉強では、私の方がよくできたと思うんだけどな。
大学卒業後のがんばりが彼と私ではまるで違うんだろうね。
鈴村氏は法政大学総長の田中優子氏たちとも親しいようなので、今年か来年ぐらいには、法政大学准教授になるのでしょう。
すごいな。
あ、そんじゃまたね。