若い人は頼りになる。
こんにちわ。
朝日新聞が左寄りなのにうんざりしている私です。
さて、私は随分前から思っていることがあります。
現在、80歳ぐらいの人たちのころは、大学進学率が低かった。
エッセイなどでも、昔の大学は名前を書くだけで受かったものだ、なんて書いてある。
ということは、60年ぐらい前の大学受験問題は今よりも易しかったのではないか、昔の学歴はあてにならないのではないか、と思っているのです。
ためしに、安倍総理の出身校として有名な成蹊大学経済学部の3年ぐらい前の過去問を買ってきて、ウチの両親に見せてみました。
ウチの両親は74歳と72歳です。
ちなみに、ウチの両親は神戸大学法学部卒業とお茶の水女子大学文教育学部卒業ですから、まあまあ高学歴と言っていいでしょう。
それでですね、成蹊大学の英語・国語・日本史の問題を見て、かなり難しいわねえ、なんて言っているのです。
具体的には、英語の長文が長いとか、国語の問題文が難しいとか、日本史の選択肢がよくわからないといったことです。
やっぱり、昔の大学入試は易しかったのではないか、との私の疑念はますます深まりました。
ここから、過激なことを書いてみましょうか。
じいさんばあさんに難しいことを聞いても当てにならない。
日本と韓国や中国のこれからの関係についてとか、日本の労働生産性が欧米よりも低いのはなぜかとか、欧米人の個人主義についてどう思うかとか、高齢化が進む日本はどうすればいいのかとか、宇宙開発をするメリットはあるのかとかそんなことをお年寄りに聞いてもあまり有益ではない。
どうでしょうか?
そういえば、私が法政大学の出身なので、今でも、1年に2回、大学報が届きます。
若い学生たちは難しいことを勉強しています。
持続可能な開発についてとかそういうやつです。
それに対して、昔の卒業生はなんだかパッとしない気がする。
家業の旅館を継ぎました、学生時代はスポーツばかりやっていました、とか寄稿しています。
私の知っていることしか書けなかったけど、要するに私の問題意識は、年寄よりも若い人の方が頼りになるのではないかといったことです。
そんじゃ、また。