運が悪いと死ぬかもしれない?
この二つの記事を読むと泣きそうになります。
希望さんは、犬たちを助けようとしなければ、助かったのかもしれない。
やさしい人が亡くなって、私のような愚かな人間が生きていることに罪悪感を感じる。
希望さんは運が悪かったのだ。
この一言で終わらせることもできる。
だが、終わらせられないのが人間の心というものだ。
なぜ、希望さんは運が悪くて、私は運がよかったのか。
とても神様なんかが決めたとは思えない。
この違いはどうして生じたのか。
はっきりと説明できる宗教はあるだろうか。
「前世の業が・・・」と言われて納得できるだろうか。
それに対して、科学者や哲学者は偶然だというだろう。
それが正しいのかもしれないが、世界とは残酷さに満ちている。
私たちが日本に生まれたこと。
途上国や内戦の国に生まれた人たちが苦しんでいること。
考えていると、悲しくなってくる。