おいらも高級スーツを着たいだ。
おはようございます。
最近、書くことがなかった。
しかし今日はありますよ。
私が法政大学の学生だったときのことなんだけど、大学の隣に白百合女子学園と靖国神社があったのね。
多分今でもあると思うけど。
それで、私はよく神保町の本屋さんに行くときに靖国神社の中を通っていたんですね。
そんで、靖国神社の休憩所みたいなところでジュースを飲んだりしたんだけど、神社の駐車場が見えるんよ。
そしたらさ、午後2時か3時ぐらいに外車がたくさんとまるのさ。
何かといったら、白百合幼稚園や白百合小学校のお迎えなんよ。
で、BMWとかからママさんたちがおりてくるんだけど、その格好がまたすごい。
スーツなのね。
といっても、ビジネス用じゃなくて、皇室の女性たちが着ているようなスーツなんよ。
このママさんたちが、子供を連れて歩く姿を見たときに、この世には、私のあずかり知らぬ世界があるんだなと知ったわけよ。
普通は幼稚園のお迎えってジーパンじゃん。
それが、何十万円かしそうな高級スーツですよ。
いわゆるハイソな世界ですね。
うらやましいなあ。
そんな光景をみてから、私は歩いて神保町の本屋さんに行き、健全な本や不健全な本を買っていたんですね。
なつかしいなあ。
あの頃も今も空の色は同じなのに、私はずいぶんと遠くまで来てしまいました。
当時は、43歳の私は大学の准教授になっているつもりだったのに、おかしなところに迷い込んでしまったよ。
まあいいけどね。
はい、じゃあまたね。